2021
11.10

エナメルキャンティーン

WW2 US

米軍のエナメル水筒について紹介します。アメリカではporcelain enamelキャンティーンと表記されることが多いですが、ポーセレインは磁器のことで鉄にガラスを焼き付けたもののことです。日本ではホーローと呼ばれ昔、鍋やカップなどでよく使われていた加工です。一番の欠点は衝撃にや急な熱の変化に弱いことで、簡単にチップと呼ばれる欠けが発生し、そこから錆びます。

米軍の水筒ははじめアルミで作られ、航空機生産などでアルミが希少になるとステンレスに移行しましたが、よりコストが安く加工が容易な材料も検討されたようです。その中でプラスチック(エチルセルロース)やエナメルが登場しました。エナメルは不評で、陸軍ではほとんど使用されず海軍と海兵隊で主に使用され、1943年には姿を消しました。いくつかのメーカーに発注されましたがその中にブルーのエナメルのものがあり非常に希少できれいなものだと250~300ドルほどで取引されています。またキャンティーンカップにもエナメル製がわずかに存在します。

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