2021
06.25
06.25
WW2エントレンチングツール
2次大戦初期の歩兵が携行する小型のシャベルです。前期はT型ハンドルでTボーンハンドルシャベルと呼ばれます。後期には折り畳み式が支給されベトナム戦まで使用されました。リペイント(再塗装)されたものがほとんどで、珍しく当時のオリジナルペイントのものが入りました。
USマークがハンドル中央に刻印されています。
このセットはシャベルがリペイントされています。カバーはAIRTRESS MIDLAND社の1943年製で汚れがあります。
こちらはオリジナルペイントで、木製ハンドルとシャベルの結合部の金具と両方にUSマークがあります。
こちらは1943年のBBS Co.製カバーです。
オリジナルペイントで、海兵隊で使用されたものです。
柄の部分の交換用として支給されたようでこの状態で複数見つかりました。 USマークが入っています。
以下は後期のフォールディング(折り畳み式)です。1950年代以降のものは別記事で紹介します。
下の2本はどちらもAMESの1945年の折り畳み式です。当時のペイントのままです。
同じ45年のAMES社ですが、こちらはハンドルの塗装がほとんど落ちてしまっています。昔のサープラス店だと即リペイントしてきれいにして売るのでしょうが、いまはこちらのアイテムも貴重なので、極力当時のペイントのままで見つけてもらっています。
カバーも紹介します。
ワイヤーフックの位置が変えられる後期のカバーです。US AWNING1945年製
JA SHOE 1943年製
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