2021
10.13

1950~60年代米軍 プラスティックハンドル ポケットナイフ

others, Vietnam

米軍のポケットナイフではオールメタルのものが有名ですが、1950年代にはボーンハンドルのジェネラルパーパスポケットナイフを樹脂ハンドルにしたタイプが支給されました。オールメタルより耐久性は劣るものの軽量で、ハンドルも握りやすく実用的なナイフです。

ベトナム戦時にも使われ、カミラスとカットマスター社で生産されました。ブレードにPROPERTY OF U.S. GOVT.のエッチングがあります。

 

こちらはカミラス製です。

ブレードにエッチングがありますが、薄くてどうやっても写真に写りません。

ハンドルはセルロイドのような樹脂で経年で縮んでいます。

KUTMASTER社のものです。KUTMASTER UTICA.NY.MADEINUSAの刻印があります。缶切りがフック型ではなく旧式の反り返ったタイプです。実際には使いにくい缶切です。栓抜きもえぐれた部分が細い形状です。ブレードの錆の跡の凹凸がありますが、エッジ部分は鋭く研がれていました。

CASE社製ですCASA XXの下にドットが8つある1972年のものです。側面のプレートにもCASEの刻印があります。

PAL社のものです。古いモデルに見られる缶切りブレードが付いています。穴あけの代わりに小さなナイフブレードが付いています。

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