2021
08.03

ベトナム当時のライター(Zippo以外)

Vietnam

ベトナム当時のライターというとZippoなんといっても有名ですが、最近はアメリカでベトナム当時のジッポーを買おうとすると100ドルは下らない価格になりました。先日ベトナムの友人たちに聞いたところ、ベトナムでも現地に金に糸目をつけない若者も多いらしくアメリカより高い価格を提示してきました。コレクターというより投機とか金持ちの道楽的な流行りの様です。

一方でレプリカの技術がさらに上がってきて、底部分にクロムメッキを厚くかけた上から本物そっくりの型を打刻したものも出てきたようです。ヤフオクを見てもどれが本物か全くわからず、価格もピンキリでなかなか手が出ないアイテムになってきました。本当にベトナムで兵士が使っていたものはベトナムの市場にはもう無いはずです(というか私の力では探せません)。こちらに知識があるとわかると、それでは…と奥の方から「これが本物」というものを持ってきますが、それも偽物でした。(笑)

昔ベトナムで当時のライターをたくさん見た時も、アメリカの従軍者から買い取った時もジッポーとそれ以外のブランドの比率は半々ぐらいで、結構な割合で他のメーカのオイルライターが使われていたようです。ところがベトナムの骨董店街やヤンシン市場で何百もジッポーが並んでいても、他ブランドのライターは1つもありません。

これら他ブランドのものは日本製が多く、コピーといっても材質や厚み、加工技術もジッポーと遜色無いものが多いです。私は本当にベトナム当時使われていたライターを手に入れたいなら、これらの他ブランドのもののほうがレプリカの確立が極めて低く、コレクションとしても面白いと思います。

こちらはアメリカで友人がベテラン(従軍者)の家族から買い取ったCARBER社(日本製)のジッポーより薄い造りのオイルライターです。1966年ですのでベトナム戦争前半のもので、皮肉なメッセージではなくAmerica’s finest at freedoms fighterと前向きなスローガンが刻まれています。ベトナム半島はSOUT VIETNAMと書かれた南側だけが彫られています。表面は汚れたのか磨かれて、メッキがはがれて地肌の真鍮が見えています。彫られた部分に青い塗料が見えるのでもとは銀色のライターに青い文字と地図が描かれていたものと思います。

これは空母ミッドウェイのPENGUINブランドの日本製で1940年代に採用された最初のミッドウェイのロゴバッジが付いています。ペンギン社のライターはベトナム戦頃に多く見られるブランドです。

戦略空軍のエンブレムが付いたペンギン社のライターです。

こちらは1960年代のものですがベトナムには参戦していない駆逐艦LOSERのものでアメリカのBOWERS製ライターです。兵士のイニシャルが彫られています。

こちらはベトナム戦争に参加した第101空挺師団第1連隊のTRADESHIPというブランドでやはり日本製です。

軽いアルミ製のSTORM KING社のものです。アメリカ製の細身のタイプです。海軍軍人の持ち帰り品でカムランベイの面白いデザインが入っています。当時ベトナム現地でよく見られる細いリューターで彫られた繊細な線の彫りです。

日本製のZenithブランドのオイルライターです。ウインドプルーフの名の通り風防が付いており、穴の部分にタバコを差し込んで着火させます。ショップで購入時に兵士の名前が刻印されており、面白いのが詩の汚いフレーズEVILESTとBITCHが削られています。本人が削ったものと思われます。

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