11.05
アルマー ナイフ(AL MAR KNIFE)
アル・マー氏は中国系アメリカ人で米特殊部隊に所属、ベトナム関連のプロジェクトに参加し帰国後にのアートセンターカレッジオブデザインの修士を取得しました。その後当時全盛期だったガーバーナイフに入社、シルバーナイトシリーズやハンターシリーズなどのデザインを担当し1979年にアルマーナイフ社を設立しました。多くのモデルが日本の関で生産され、ブレードにSEKI JAPANの刻印があります。
独立後は軍での経験を活かし、実戦的なナイフを多く世に送り出しました。これはアメリカのコレクターから送られてきた初期の刻印ロゴのWORRIORウォリアーという1980年代頃のモデルです。独創的なこれまでのアメリカのナイフとは一線を画すデザインでした。シースは左右どちらでも使えるデザインです。直線がほとんどないデザインです。
アメリカの友人から買い取ったものを順次アップしていきます。
これもフォールディングナイフでは有名なデザインのシリアタックモデルです。ハンドルのボルスター(金属部分)に米特殊部隊のde oppresso liberのマークが入っているグリーンベレーモデルが有名ですが、こちらには入っていません。
エアウェイトウッズマンLE(Low Enforcement)。ハンドル長15㎝ある大型のフォルダーで、警察などでの使用を考えて作られたモデルです。SEKI JAPANの刻印があります。
3801 ザ・バックアップという小型モデルです。日本ではポリスモデルと呼ばれているようです。ハンドル長10.5㎝の小型モデルです。こちらはファーストラン限定200本のうちのシリアル12番です。
スペシャルフォース 4008 ブラックマイカルタです。ベトナム戦時の実物のSOGナイフと同じ峰の隆起が2つあるデザインです。スペシャルフォースのクレスト(ベレーバッジ)とMACV-SOGのマークが入っています。1986年ごろ販売開始されたと思います。当時レザーの積層ハンドルも販売されていました。Seki-Japanなので当時SOG社のものと同じ服部刃物さんがつくっがのかと思いましたが、こちらはG.サカイさんで生産されたそうです。比較的初期のころはこのような先端が細い黒のシースでした。後半、茶革の先端がフラットの長方形シースに変わっています。
こちらが同じタイプの後期型の長方形シースタイプです。
はじめに紹介したウォーリアーのブラックモデルです。こちらはロゴが刻印ではなくプリントで、このように消えやすいです。箱にMADE IN JAPANのシールが貼られています。
SPECIAL USMC Combatです。全長32㎝、ブレード約20㎝ある長いナイフです。ウッドハンドルにナロータング構造です。Seki-JAPANの刻印はありません。台湾製でしょうか。
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