2020
08.18
08.18
ダンヒル サービスライター(トレンチライター/ロープライター/触媒ライター)
ダンヒルといえば高級喫煙具メーカーで、今は若干ファッションのほうにジャンルを広げていますが私が子供の頃はダンヒルライターはおじさん世代のあこがれのアイテムで、何十万円もしました。タイトル写真のパイプもシェルというシリーズで5万~10万円もします。
価格の話ばかりですみません。
先日米軍の2次大戦ベテランの私物にタバコポーチ(防水のタバコの葉を入れるもの)があり、その中にPXで購入したと思われる簡素なパイプ(ちゃんとハードウッドで出来ています)とこのオイルライターが入っていました。
軍人向けに作られたもので1次大戦のトレンチライターと同じ作りです。
キャップを開けるのとフリントを発火させるのが同時にできます。
ほんとは火花が発火するシーンを撮りたかったので何度も試して親指が真っ赤になっています。
こちらは同様の作りのダンヒルサービスライターでやはり軍用です。こちらはスチールにメッキと塗装を施したものですが、同じ造りでSTERLINGの刻印が側面にあるシルバー製もあります。
他にもアメリカのメーカーで似たようなものが各種売られていたようです。
左のものは1次大戦当時の触媒ライター(最初のライターの一つ)で、白金カイロと同じ仕組みで着火します。
2次大戦時のBowers社のSure Fireという名前の筒型ライターです。 外側のカバーを持ち上げて着火しますが、カバーが風よけとなっています。
2次大戦時のパーカー社サービスライターです。ダンヒルのものに似た造りです。
WW1 BOWERS社のARMY &NAVY Lighterです。オイルを使用しないロープライターで強風下でも使えます。
ジッポータイプの箱型ライターについては別記事で紹介しています。
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