2020
11.11

英軍 P37 エントレンチングツール

WW2 England

この装備、昔から映画等で存在は知っていたのですが、実物を手にしたことがなく細かな構造は知りませんでした。

このような形でイギリス兵の腰の部分についていますね。

ポーチの上部が開いていて、中にこのようなスチールの先端部が入っています。

これをハンドルの細いほうから差し込むだけです。いわゆる鍬の形ですね。シャベルのような装着ができるのかと思っていましたが違いました。ハンドルの後端がこのように平らなものは初期タイプと呼ばれています。

後期タイプはこのような金具がついていて、ここにスパイク型の銃剣が装着できるようになっています。

基本的に英軍では上記の鍬のような使用法のものが知られていますが、初期のヨーロッパに派遣された海外派遣軍(BEF)時代にはドイツ軍のものにも似たシャベル型のタイプも支給されていました。1940年代には支給されていないようです。

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