07.30

ベトナム戦 キャンティーンカバー(1950~70年代)
縁のところの補強テープもコットン製の初期タイプです。1959年のものです。

2次大戦で使用されたM1936の後継は、M1956と呼ばれるコットン製のタイプです。スナップが大型のリフトザドットボタンから、通常のドットボタンに変更され、背面の固定方法がワイヤーフックからスライド金具になりました。



こちらはDSA-1ナンバー1963年のものです。
QM(CTM)8555-E-61の表示があり、下に製造年月日の5.AUG.1960と書かれています。
M1961と呼ばれるナイロン縁のものです。1968年製。



DSA-100の後に4桁のナンバーが入った1965年頃のナイロン縁のものです。


2次大戦と同型のM1910モデルの1962年のものです。




同型の1958年のものです。COVER,CANTEEN DISMOUNTED -M-1910 7350-379-2602の表示です。
1953年のものです。M1910のスタンプがはっきり見えます。



珍しいUSMCスタンプの海兵隊支給品です。1952年のものですが、ベトナム戦頃まで使用されたものです。
M1967と呼ばれる初期のナイロン装備のものです。1969年製でプラスチックスナップが使われています。プラスチックは腐食に強いものの、やはり割れやすいためすぐに金属製に戻りました。
後期のナイロン製、金属スナップのものです。1972年のものです。



ベトナム戦最後期のもので補強ステッチが水平方向にも入っています。裏側にこのステッチに沿って補強テープが入っています。



M1956の手書きでカモフラージュされたものです。裏にDOCと書かれています。


一応将来間違えないための備忘として載せておきます。オランダ軍のカバーです。ワイヤーフックがあり、裏側にNSNナンバーの表示があるので米軍のものかと思いました。
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