2022
07.04

ベイカーパンツの語源(米軍ユーティリティパンツ)

Vietnam

以前から気になっていたのですが、米軍の1960年代頃から使われているユーティティーパンツを古着屋さんやヤフオクなどで「ベイカーパンツ」として売られていることがありますね。このベイカーという名前、人名だと思っていたのですがネットで検索すると、「諸説ありますが、1970年代のベーカリーの作業着から名づけられたものと…」のように書かれていることが多いです。前のポケットとお尻のポケットがパッチ式に上から縫い付けられているものを、主にベイカーと呼んでいるようです。

その流れでユーティリティーシャツまで「ベイカーシャツ」と呼ばれていることもあります。

ただ、1960~70年代のパン屋さん、お菓子屋さん、食品店のユニフォームを検索しても、このようなパンツは見つかりません。基本白が多いですし、普通のスラッシュ型のポケットが多いです。

現代売られているコックさんや厨房用のユニフォームも同様、このような形のものがありません。

アメリカのサイトによると、日本のファッショなリズムで作り出された造語、としているところもあり、おそらくどこかのショップさんで名付けたものが急速に日本全国に広まって語源がわからなくなったのだと思います。

ちなみにジャングルファティーグパンツのような、腿にカーゴポケットのあるパンツをカーゴパンツと呼ぶのは知っていますが、ベイカーパンツについて調べている途中で、「カーゴパンツとは、昔の貨物船の船員などに使われたことから…」というような説明をしているショップさんがありました。Cargoは貨物船などをこう呼ぶこともあるので、カーゴパンツの名前を見て閃いてしまったのでしょう。

トレンドをとらえるファッション業界らしくて面白いですね。

私も試しにユーティリティーパンツを「カーゴパンツ」という名前で売ってみようと思いますw

DSA-1の後に西暦表示のない1964年のフラットボタン、ボタンフロントのタイプです。

同じ64年のものです。こちらは年号が書かれています。

 

後期のファティーグタイプボタン、ジッパーフロントです。1969年製

 

 

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