2020
08.03

USN 米海軍マーク2ナイフ (樹脂シース)

WW2 US

数が増えてきたので、樹脂(プラスティック)のシースのもののみこちらで紹介して、レザーシースは別記事にします。

10年前は比較的安価に状態の良いものが入手できたのに、最近めっきり出てこなくなってきたものの一つです。
このシリーズのバリエーションについては徐々に書き足していくつもりです。
ガード刻印のKA-BAR製 Mk.2 (マーク2)未使用品です。バット部分(底板)は横からピンを打って留めています。


同じガード刻印のKA-BAR未使用品ですが、より初期のタイプでバットが分厚く丸みを帯びておいて、ブレードの鋼材が飛び出た部分をカシメ(つぶして)て留めています。四角いギザギザ部分がカシメ部分です。

こちらは2次大戦末期頃に生産されたカミラス製のガード刻印のものです。ベトナム戦頃まで広く使用されています。バット部分は薄く、サイドからピン留めです。ちなみにMK.2は2次大戦以降は生産されていません。海兵隊のレザーシースに入ったタイプは50年代~90年代頃まで、複数のメーカーで作られました。

同じタイプの支給時のままの未使用品です。鞘の金具部分にグリーンの油紙の様なテープが巻かれています。

カミラスのブレード刻印のタイプです。ガード刻印より少し前の納入と思われます。こちらもバット部分はピン留めです。

上記2社より生産数の少ないRobeson Suredge製です。このメーカーはブレード前部の峰の部分のえぐれがきつく、先端が上向きの反り上がっています。グレーのパーカーライジングで、明るい色のブレードです。バット部分はフラットな分厚い板になっており、バット規格のレザーハンドルがくびれた形状になっています。ガードの刻印はR.C.C.となっています。

こちらはシースをグリーンに塗りなおしています。色が変わるとバヨネット用の鞘に見えます。ナイフはカミラス製です。

UDTナイフとも呼ばれるハンドルの溝が無く、ブレードにも溝が無いフラットなものです。ブレードはクロームメッキされています。メーカー名の刻印はありません。カミラス製と言われています。

海兵隊にはレザーシースに入ったものが支給されたはずですが、このように樹脂シースと一緒のものが見つかることもあります。入れ替えられたものなのでしょうか。カミラス製でガードにの刻印が入っています。

 

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