2021
07.07

2つのドイツ降伏日(スターズ アンド ストライプス)

WW2 US

タイトルの写真はスターズ&ストライプスのドイツ版 1945年5月9日号です。トルーマン大統領が戦勝スピーチを行った記事の横に、ロシアはまだ戦闘中と書かれています。この日を象徴する見出しです。

1945年の4月30日にヒトラーが自殺。

その後アメリカイギリス連合軍と、ソ連軍が先を争ってドイツ国内を侵攻し5月6日にドイツ国防軍のヨドル作がフランスのランスというとして降伏文書に署名。2日後に発効という条件で5月8日の夜に無条件降伏が発効されました。

その時点ではまだソ連軍はベルリンで戦闘中で、スターリンによる激しい抗議があり、5月8日になって再度ベルリンにてドイツ軍最高司令官カイテル元帥による署名のやり直しが決まりました。実際には署名調印に時間がかかり5月9日になってやっと2回目の降伏が発効されました。

今でも西側諸国ではヨーロッパ戦勝記念日(VEデー)は5月8日ですが、ロシアなど東欧の諸国では5月9日とされています。

当時の従軍者が記念に持ち帰り保存していた新聞です。

こちらはやっと入手したパリ版の5月8日号外です。大きくVICTORYの文字があります。

そして今回新しく入手したSouthern Germany Edition(南ドイツ版)です。表現の仕方が色々ですね。

1945年4月20日のドイツエディションです。ライプツィヒが米第1軍に占領された。という見出しです。この都市は最終的にソ連軍の占領地域になって東ドイツとなりました。そのほかにグアムのB29 による九州と川崎の工業地帯爆撃についての記事もあります。さらにドイツ軍が政治犯や戦争捕虜1000人を照明弾や機関銃で虐殺したこと、日本軍がマニラで民間人を虐殺したことの記事があります。

多岐にわたる生々しい記事が多く、この新聞が入ると中身を翻訳して読み込んでしまいいつも時間を忘れてしまいます。

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