2022
12.05
12.05
スターズアンドストライプス紙(星条旗新聞)
大戦中の米軍機関紙スターズアンドスタライプス紙が数十号分、アメリカのコレクターさんから送られてきたので、こちらにあった記事から独立させました。そういえば、東京の六本木ヒルズの近くにある「星条旗通り」が星条旗新聞社(赤坂プレスセンター)から名付けられたのを最近知りました。
気になる号を紹介していきます。
1945年4月20日のドイツエディションです。ライプツィヒが米第1軍に占領された。という見出しです。この都市は最終的にソ連軍の占領地域になって東ドイツとなりました。そのほかにグアムのB29 による九州と川崎の工業地帯爆撃についての記事もあります。さらにドイツ軍が政治犯や戦争捕虜1000人を照明弾や機関銃で虐殺したこと、日本軍がマニラで民間人を虐殺したことの記事があります。
多岐にわたる生々しい記事が多く、この新聞が入ると中身を翻訳して読み込んでしまいいつも時間を忘れてしまいます。
1945年4月18日の同じくドイツエディションです。米軍がライプツィヒ・ケムニッツに肉薄しつつあると書かれています。V2ロケットの組み立て工場が無抵抗のまま接収された記事もあります。また、ドイツ軍からの情報としてソビエト軍が侵攻する際に空挺部隊の支援とともに突進してくる、ことも書かれています。対独戦終了が見えてきている時期です。
こちらは韓国版1953年7月27日号です。
この日の午前10時に北朝鮮軍と国連軍代表が休戦協定文書に調印し戦争が終結しました。
1945年10月3日 米第1騎兵師団が東京に一番乗りしたことを告げるボードの写真です。
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