2021
08.27

M1カービン マガジンポーチ

others, WW2 US

WW2の装備品は最近急に値上がりするものが多く、こちらもその一つです。以前は余剰在庫がまだ残っていたようなのですがそれが尽きてくると急に市場の価格が上がってきますね。M1カービンのスリングやマガジンなどはだいぶ価格が高騰してきました。

ベルトループ付きの通常型ポーチ2点です。右のものは縁のテープがナイロンで、縫い糸は本体の他の部分と同じです。調べたところアメリカのフォーラムでも話題になったことがあり、1944年からナイロンが使用はじめられたそうで、ミュゼットバッグやエントレンチングツールの縁テープでも一部のメーカーで使用されているようです。

大戦末期のAVERY1945年のもので、ライトODとダークODの2トーンカラーです。

ALDONの1945年のものです。HQ-178のステンシルがあります。

 

Hamel Co. 1944年製 ロゴと年代の組み方がデザインされています。

こちらはストックに装着することもできるタイプです。BoytとAVERY 、カーキのG.B. Mfgのものです。

 

このような2トーンカラーのものはアメリカでも人気があります。KADINの1943年製とARNOLD Mfgの1944年製

懐かしい話ですが1960年代のTVドラマシリーズCOMBATでヘンリー少尉がM1カービンを携えていました。

この写真でもそうですが、ベルトにはピストルマガジンポーチのみでM1カービンのマガジンポーチはつけていなかったと記憶しています。主人公のサンダース軍曹もトンプソンのマガジンポーチはほとんど付けていませんでした。入手できなかったのかな?

 

1950年代のスタンプです。左は5の後の文字が判読できません。右は52年のものです。

こちらは第2次大戦後に登場した30連マガジンが4本入るポーチです。朝鮮戦争等で使用されました。マガジン同士が干渉しないよう、中に仕切りがあります。1950年ジャクソンビルクォーターマスターのスタンプがあります。

同じJQMDでモデル番号も同じですが1949年製でこちらには中の仕切りがありません。また生地も防水加工されています。

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