06.26
WW2 イギリス軍ポケットナイフ
2次大戦時のイギリス軍のポケットナイフです。こちらは42年製でプラスチックのチェッカーグリップとなっています。
このタイプは材質スチールで、ハンドル・ブレードが錆びているものが多いです。
アメリカ軍のものと異なり、大きなマリンスパイク(ロープの結び目に差し込み、ほどく為のスパイク)と
缶切り、シープフットと呼ばれる先端が下側に下がったメインブレードの3徳仕様です。
それと折り畳みではないですが、ハンドル先端にマイナスドライバーがついています。
同じマリンスパイク付きでTaylor’s Eye Witness44年製。目のマークのロゴが刻印されています。ボルスター(ハンドルの端の金属部分)が無く、プラグリップに直接メインピンが露出した状態ではめ込まれています。
Joseph Westby1943年製
全面プラハンドルのマリンスパイク無しのタイプです。43年製
同じタイプでSSP /1944の刻印があります。
こちらは40年製です。たたんだ時ブレードがはみ出していますが、このナイフにはよく見られます
こちらはハンドルがフラットで金属むき出しのタイプです。マリンスパイクも無いためスリムで軽量です。
米軍のポケットナイフは海軍の物の一部のみマリンスパイクがついていますが、イギリス連邦圏の国では陸軍用にもマリンスパイクがついているものがあります。
1945年製シェフィールド、ウェード&ブッチャー社の ステンレスナイフです。
1945年ジョセフロジャース社
こちらのウッドハンドルはインドで生産されたイギリス軍ポケットナイフです。
チェッカリング(ハンドルの滑り止めの溝)が粗く、手で刻んでいるようです。
こちらは珍しくシープフット型でなく通常のペンナイフ形のブレードです。ハンドルも長く初期のタイプと言われています。重量も軽くナイフとしてはこちらのほうが使いやすいデザインです。ハンドル長10.5cm、120グラム ウェード&ブッチャー製
こちらは1946年のものでブロードアロー(矢印が広がったような英連邦軍の刻印)があります。形状は2次大戦から変わっていません。
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