05.11
ベトナム 米軍 ブー二ーハット(ジャングルハット)
パッチ付きのものについては以前取り上げましたが、このハット自体が少なくなってきているらしく先日もベトナムのディーラーの友人からこのハットの小さいサイズを見つけたら送ってくれと連絡がありました(ベトナム人は頭のサイズが小さい方が多いです)。なので、こちらで紹介していきます。
こちらは初期のノンリップ生地のハットです。1967年のものです。
これもノンリップ生地ですが、米軍の将校が本国に持ち帰ったものを家族の方から購入したものです。南ベトナム軍の大尉の階級章がついていますので、当時米軍の大尉だったと思われます。プラスチックのストッパで留められています。このようにサイズタグが取れてしまうことが多いです。顎紐もこのように結ばれた状態でした。
支給される際はこのように筒状に丸められ顎紐で縛られています。タイプで打った紙をハサミで切ったような長方形になっていない紙タグが入っています。褪色しやすく字が全く読めないものもあります。一緒に入っているのは虫よけのインセクトネットです。顎紐の先端にレザー製の調節タブが付いており、保存時にレザーの油分が生地に移ってしまうことがあります。まあ何十年も保管されるとは考えていなかったし、軍用品なので細かいことは気にしないのでしょう。
リップストップ生地ののものです。1969年製
ERDL迷彩(グリーンリーフ)のものです。タグは両方外されています。空気穴の金網部分に穴をあけて武器の安全ピン(手榴弾のピンより小さいもの)を取り付けています。このような改造は当時よく見られました。
未使用のものです。こちらもつばを反らせたロール状になっています。1969年の7 1/8サイズです。
良く見ると袋の片側が切れているので、中身を取り出してみました。きれいなグリーンリーフです。
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