2020
09.17

ポーランド軍 トレーニングバヨネット

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1985年から88年ころに支給されたAKシリーズ用のバヨネットで、トレーニング用に先端にゴムスポンジが付いたブレードとなっています。さらに子供のおもちゃと同じ構造で、ブレードを押すとグリップ内に収納される仕組みになっています。刺突練習用なのでアメリカでフェンシングバヨネットと呼んでいます。

ハンドル部分は実際のバヨネットと同じものを使っています。オリジナルの鞘はブレードの穴の部分と組み合わせてワイヤーカッターとして使用でき、その際通電を防ぐため鞘の根本側はゴムのグリップが付いています。

さらに、押し込んだブレードはスプリングの力で元に戻りますが、収納した状態でロックすることもできます。

ここまで凝った造りの練習用のものは珍しく、当然数も少ないので通常の刃が付いたバヨネットが大量放出され30~50ドルで売られていた時も、この練習用バヨネットは80~120ドルしていました。

バヨネットは銃に取り付ける部品が付いていると「武器」扱いで日本には輸入できません。こちらは刃が付いていないので輸入が可能です。

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