2020
12.28
12.28
米軍MP用バトン(ミリタリーポリス用警棒)
米軍のMPが使用するバトン(警棒)です。上の黒いものがベトナム戦から現代までのもの、下の茶色のものが第2次大戦時のものです。
長さ約46㎝でほぼ同じ形状です。
2次大戦のものはUSの刻印がありました。
上は第1次大戦のもので、下の第2次大戦のものより太くて長いです。長さ66㎝の円筒形でかなり握りにくいグリップ形状です。つばの部分と後端にくぼみがあり、どちらにもストラップが巻く付けられるようにできています。
ベトナム戦時のバトンホルダーです。このようにくびれた部分にストラップを巻き付けスナップで固定し、使用時はスナップを外す造りになっています。ストラップはきつめで、抜くことは出来ません。
1974年のホルダーと木製バトンのセットです。US刻印があります。
こちらは沖縄のトンファですが警棒として使用されていたようで黒く塗装され、BIANCHI社の警棒ホルダーが付いていました。トンファは警棒より長く約60㎝あります。アメリカの警察や一部MPでは1980年代から2000年頃モナドノックPR24などのトンファ型警棒が採用されていたので、その流れでこのような使用法を思いついたのかもしれません。
Monadnock PR24です。使い方が難しく今は警察ではあまり使われていません。
こちらは90年代のMPが使っていたASP社のフォールディングタイプです。ウェーブグリップに交換され、バットの部分にスチールのガラス割りヘッドがつけられています。26インチは非常に長く振り回しにくいです。体格のいいMPだったのでしょう。
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