YANKマガジン（第2次世界大戦当時の米軍機関紙）

WW2 US

1942年６月から1945年12月までの第2次世界大戦中に発行された米軍発行の週刊誌です。海外に派兵された米軍や本土の米軍基地などで配布されたもので、一般へは流通しませんでしたが一部退役軍人などは郵送による定期購読で入手していたそうです。

大判で新聞紙のような紙質です。最大時250万部発行されたそうですが、すでに80年近くたっているのでほとんどがぼろぼろになって捨てられ現存するものはコレクターズアイテムになりつつあります。

友人の紙類コレクターが時々送ってくるので入り次第オークションに出品します。

1945年10月5日号ですが日本の降伏文書調印の記事があります。ほとんどの号にピンナップガールのページがあります。

廃墟となった長崎、広島、東京の写真と対照的なアメリカの各都市のメインストリートの写真が掲載されています。

1945年6月8日号です。時期的に沖縄戦中心の記事です。日本人にはきつい内容です。

1944年9月10日のパリ解放時の号です。

45年8月24日号です。前週のニュースで作られるのでV-J DAYエディション（対日戦勝）の号です。サイパンで刷られていたようです。戦勝を喜ぶ兵士の顔やお祭り騒ぎの写真の一方、日本側の被害の写真も多く掲載されています。これまでの対日戦の経緯を書いた記事もあります。
裏表紙のB29はFOR SALEの張り紙がされています。