2020
09.24
09.24
米陸軍航空隊 サバイバルフィッシングキット
2次大戦時のパイロット用のフィッシングキットです。このように完全なものは見つかりにくくなってきました。大工道具のような袋にいろいろな釣り具がつまっています。現在のキットと比べるとだいぶ原始的です。基本的には海に不時着して個人用ライフラフト(ゴムボート)に浮かんだ状態で、竿なしで魚を獲るためのツールです。
こちらはポークリンドという豚の革で作った餌で、スルメのようになっていますが海水につけると柔らかくなって餌らしくなります。
こちらの木製の仕掛け巻きには砥石が付いていて釣り針やナイフを研ぐことができます。最後の手段の銛(モリ)ですが、これは大物がかかった時、棒などに取り付けボートへの取り込みを行う際に使います。
当時のE17サバイバルキットポーチです。15㎝x10㎝x7㎝のサイズで、2つのプラスチックフラスコに入った様々なアイテムを収納します。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。