2022
03.15

WW2 米陸軍用メディカルバッグ

WW2 US

USN/USMC用の記事でも登場しましたが、陸軍用のものを改めて紹介します。縦に長い大型のバッグですが、海軍用と同様、バッグ前後にあるアイレット(鳩目穴)に靴紐のような専用のソングを通すと約半分の大きさにすることができます。

こちらは両側面のスナップフックが無くDリングのみです。

実際に使用されたもので赤十字のマークが描かれています。

2個のフックで吊るす構造ですが、専用のハーネスやそれ以外の装備に引っ掛けて使用され、基本2個ペアで装着するようです。

インサートを取り付けることができますが、これもアイレットに靴紐のようなもので装着します。かなり面倒で旧式な方法です。これは小さな円筒ボトル(薬用)を入れるポケットで、Type2と呼ばれています。このほか3ポケットのより大きな容器を収納するType1もあります。

 

こちらがType1ですね。

専用の紐です。靴紐より細く硬い造りで、片側のみ靴紐の端のような透明の樹脂チューブがはめられています。反対側は切りっぱなしになっていてこちら側に結び目のこぶを作るようになっています。

実際はこのように様々な医療品を収納していたようです。

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