2020
08.23

WW2米軍シースナイフ

WW2 US

まずはCattarugus225Qユーティリティーナイフです。


ブレード長6インチの2次大戦中米軍の正式支給ナイフです。

軍用らしくないミラーフィニッシュですが、非常にごつい作りです。ハンドルはレザーワッシャーと呼ばれる革を積層したものです。このメーカーは他のメーカーよりハンドルの造りが悪く
表面にざらつき、革のサイズのばらつきがあります。

峰の部分の先端のみエッジが付いています。

バット部分はこのように固定され、チェッカー(十字の溝)が彫られています。

 

同じ6インチブレードのシリーズで、こちらはCASE社のものです336-6”Qというモデルです。グリップに細かいリブ(溝)があります。

 

こちらは海軍のPAL RH-36ナイフです。こちらも約6インチのブレードですがカトゥルーガス225Qよりもスマートで繊細な造りです。

こちらはグレーのパーカーライズド仕上げのブレードですが、同じ支給品でもミラーフィニッシュのタイプもあります。

峰のグラインドされている部分にはエッジが付いています。

 

こちらはロベソン社の6インチブレードナイフです。正式名称はなく、PXなどで個人購入されたものと思われます。

KA-BARの6インチナイフです。KA-BAR COMMANDナイフとも呼ばれます。

こちらはKUTMASTER(UTICA社)がバヨネットの資材を使ってブレードとガードをカットして再成型、ハンドルの着剣用の溝を埋め全体をクロームメッキしてシース付きで売り出したものです。かなり手の込んだ造りです。

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