2021
09.21

米軍 SCR-300(BC-1000)無線機

WW2 US

以前ハンディートーキーSCR-536(BC-611)を紹介しましたが、こちらはウォーキートーキーと呼ばれる兵士1人が背負って運ぶタイプの無線機です。

バッテリーが空の状態でも非常に重く、専門の無線手はこれを背負うと他の装備はほとんど装着できません。

中身はこのように複雑です。

ヘットセットは黒電話のようなタイプで、他に耳に入れるイヤホン型のものもありますが、写真左側になるようないわゆるヘッドフォン型は戦争末期まで使われていませんでした。

ヘッドフォン型です。1945年5月のスタンプがあります。ヘッド部分の名称はMX-175U 、左右のスポーカーはMX-239/U MX-240/U とそれぞれ別の名前が付いています。

こちらの複雑なセットはT-45リップマイクロフォンとSW-141-V オン・オフスイッチでこのSCR-300に使用されたほか戦車搭乗員にも使用されました。

専用のAN-130Aアンテナです。

テクニカルマニュアルです。

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