2021
11.19
11.19
ガダルカナルの戦闘
ガダルカナル島での戦闘は日本軍にとって「飢島」などと呼ばれましたが、米軍にとってもこれまでにない孤立した島でのジャングルを中心とした戦いでした。これから続く太平洋島嶼部での苦しい戦いを予感させるものだったようです。
こちらのハンドブックはRESTRICTEDの文字とタイトルしなく通常のマニュアルの体裁ではありません。米軍が1943年に発行したガダルカナルでの陸軍及び海兵隊の司令部クラスから前線の兵士までの手記を集めたものです。手記から戦訓を学ぼうという目的で非常に質素でスピード重視で出版されたものです。
それぞれの手記は短く、ほとんど一言だけ、のようなものもあります。新しい戦いの経験、知識を素早く全員に共有させる、という米軍の柔軟性の表れだと思います。
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