2022
04.07

CBIパッチ(チャイナ・ビルマ・インディア戦域)

WW2 US

米軍の中国・ビルマ・インド戦域を略してCBIと呼びます。アメリカ人にとっては大きく文化の異なるエキゾチックなエリアだったようです。この地域の戦域に勤務して米兵が着用していたパッチですが、現地で作られたローカルメイドのはしりとも言えるもので、バリエーションも多いので紹介していきます。

上の星マークの部分は手で刺繍されることが多いですが、星条旗のストライプ部分は織だったりプリントだったりバリエーションがあります。

紺のフェルトに手刺繍、赤と白のストライプも別々の生地を縫い合わせた凝った造りです。CBIパッチは裏地の布を当てたものが多いです。

最も手の込んだ造りのものです。畝の部分は太い糸を裏から縫い込む形で赤白青の地を作り、その上から太陽と星、外側の縁取りを手刺繍しています。大変な時間がかかっていると思います。

これはYANK誌が1945年に発行したCBI地域に派兵された兵士向けの記念ブックレットです。

CBIのパッチ付きのマスタードシャツです。プリントタイプのパッチで右袖には陸軍航空隊のフェルトパッチが付いています。下士官の階級章もフェルトタイプです。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。