2022
08.09
08.09
米軍 ベトナム戦争 カウボーイハット(VIETNAM アーク)
ベトナム戦争独特のファッションともいえるもので、支給品ではなく現地で作られたものを米兵が購入して着用しました。その名の通り西部劇のカウボーイのハットと似ていますが、ベトナム戦争のものはODや迷彩のコットン製です。
生地に硬さを持たせるため、芯材を入れ無数のステッチで固定しているものが多いです。片側のつばをスナップで持ち上げ、そこにアークと呼ばれる弧を描いた文字の入ったパッチを付けているものがあります。こちらはVIET-NAMの文字が入っていますがよく見るとプリントしたビニールを縫い付けてあります。
アメリカ人とベトナム人向けの為、小さいサイズが多く日本人にかぶれるサイズが少ないのが難点です。
おそらくこの種のハットのみに見られる迷彩パターンで米軍のリーフパターンににていますが、青色が強くかなりきつい独特の色調です。南ベトナムのリーフパターンとも異なります。昔アメリカの博物館の初期ベトナムアドバイザーの展示でこのハットとをマネキンがかぶっているのを思い出しました。
アークのみアルバムに貼られていたものが入ってきました。シルク織り(BEVOベボ織りとも呼ばれます)です。
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