2022
07.14
07.14
ベトナムトマホーク(アメリカントマホーク社)
Tomahawkとはネイティブアメリカンに使われた木の棒に石を括り付けたものです。
その後、ヨーロッパで木を切る為の鉄のヘッドを持つ斧をもとに、同様のものが入植した人々の間で作られるようになりました。
1966年にアメリカのピーターラガナという方がベトナムへ向かう将兵向けにデザインし、最初に無着色のものを500本、その後ODに着色されたものを3800本販売したのが、下の写真のモデルです。彼はアメリカントマホーク社という会社を作り、その会社が今も同様のツールを生産しています。USミリタリアフォーラムの画像です。
こちらは戦後にアメリカントマホーク社が販売したモデルです。COLD STEEL社でも同様のものを販売していましたが、本家のアメリカントマホーク社のほうが造りは良いです。
当時の通販広告と、オリジナルのラガナ氏の製作したトマホークです。その後Hessという方が似たようなデザインで柄の長いものを販売しました。
1980年代から2000年ごろに作られたアメリカントマホーク社のもので硬質ゴムのようなすべり止めのついたハンドルと、ナイロンのポーチがついています。現在でも米軍の一部でこれを持っている方がいるようです。若干かさばりますが、ドアなどを破壊するエントリーツールとして便利なのでしょう。
全長35㎝、重さ約600グラムと斧としてはコンパクトなため、アメリカではブッシュクラフト用としても買われています。
これは今は無いfehrman knives というメーカーが販売したもので丈夫な樹脂ハンドル、ロンドンブリッジ社のケースに入っています。
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