2020
10.02
10.02
USAFパイロットナイフ(エアクルーサバイバルナイフ)
パイロット用のサバイバルナイフです。1961年から2000年代まで使われていた息の長いナイフです。メーカーはカミラスとオンタリオに集中していますが、バリエーションや歴史等紹介していきます。
上が1971年、下がベトナム戦後の1975年製造の共にカミラス社のものです。
後期のシースは先端部と裏側のブレード収納部全体に金属板が入っており、より堅牢に作られています。バット部分はベトナム戦頃のものは明るい水色にペイントされており、暗い中で抜く際の目印と考えられています。戦後しばらくたつと、敵地で目立つのは良くないということなのか黒のペイントになりました。
1985年のカミラスです。空軍で支給されたままの状態でFORM1575という検品時のタグが付いたままのものです。シースも85年製でこのじだいのものはプレートの塗装が紫がかった黒です。
もう一つのメジャーな納入メーカー、オンタリオ社のものです。こちらは1980年製
オンタリオの1973年のものです。補強金具が真鍮の地色にグリーンがかったペイント処理されているのが特徴です。
同じ73年の未使用に近い状態のものです。
本当に未使用の1973年のものです。
オンタリオ2011年3月のものです。
こちらも2011年3月のものですが、シース裏にシールが貼られていました。
こちらは初期の6インチブレードカミラス製です。初期のものはブレードに刻印があります。シースもストラップの位置が異なります。1957年から61年ころまで支給されました。その後ブレードが短縮され5インチブレードとなりました。
ベトナム戦時の空母からA4に登場する海軍パイロットの写真です。
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