03.04
米軍トラウザース ベルト/バックル (パンツ用ベルト)
ズボンが落ちないように通すベルトのバックルです。2次大戦以降の米軍のトラウザースベルトはM1937と呼ばれ、なぜか兵士用のフレーム型のものと将校用のプレート型のものに分けられています。ただし一般兵でプレート型のバックルを使っていたり将校がフレーム型を使っている例もあるので、この呼び名は今一つしっくりしません。
こちらは将校用で、素材はBRASS(真鍮)です。刻印にもいろいろなタイプがあり、無刻印のものもあります。
イーグルマークや兵科マークが入ったバリエーションもあります。シルバーカラーのものは海軍の士官の持ち物に入っていましたが、陸軍でも使用されていました。
こちらは兵士用のものです。ギザギザのついたプレートでベルトを挟み込むのでこちらのほうが確実に固定できます。ただ固定する際に将校用のほうが簡単なので、こちらの兵士用は現在ではほとんど見られなくなりました。
こちらはLのサイズ表示入りで115cmあります。
珍しい海兵隊用の金具がフラットなタイプです。
1次大戦のものはベルト自体が幅24ミリと細いのですぐ判別できます。ANCHOR BRANDのバックルでパテントが1912年4月となっています。
WW1のMILLS社のものです。US QMD(クォーターマスターデパートメント)の刻印と、バックルに1904年のパテント登録に打たれています。
WW1以前の変わった形状のものです。中央のピンのある部分の台座が可動式になっています。RUSSELL社1909年の刻印があります。裏に31のスタンプがありますがウエストサイズと思われます。
WW2将校用です。未使用の状態で数本まとめて見つかりました。明るいカーキのベルトです。
珍しいレーヨン製です。
機甲兵科のエンボスが入ったものと歩兵兵科の兵科章がつけられたものです。
こちらはベトナム戦時の黒いコットンベルトです。黒染めの兵下士官用のベルトバックルが付いています。
ベトナム戦時の袋に入った状態のバックルです。1970年のものです。
黒塗装のバックルです。
OFFICER’S EQUIPMENTS Co.1976年製
ベルト部分のみでPXで販売されていたもので、ラベルが付いた状態です。
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