戦争中の米軍兵士の下着（2次大戦/ベトナム戦）

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アンダーウエア類はあまり絵にならないのでブログで紹介していなかったのですが、最近見つからなくなってきたので慌てて記事にしてみます。

2次大戦中のものは全て販売してしまったので、また入荷したら紹介します。

ベトナム戦時のOD色のアンダーウエアTシャツです。1969年XLサイズですが、それほど大きくなくで着丈72㎝、身幅52㎝ほどです（伸縮します）。

こちらは1967年のSサイズ（34-36）です。スタンプが読みずらいですね。

80年代も同型ですが、戦域を反映して砂漠色のものが登場します。1985年のものでデザート迷彩が支給され始めた時期です。

こちらはベトナム戦時のボクサートランクスです。フロントの切れ目はボタンなどの留めのないシンプルな造りです。LARGE（38～40インチ）サイズで1967年のものです。

　

こちらはSサイズの1969年の未使用品でサイズ30-32インチ（ウエスト76～81ｃｍ）用です。

1969年のXSサイズで25-28インチ（ウエスト64～73ｃｍ）用です。

この様にビニール袋に3枚入りで支給されていました。昔アメリカの基地の中のフリマのようなところでこの状態で売られていてすかさず購入しました。

ベトナム戦時のソックス（靴下）です。ナイロンとコットン50％ずつの混紡です。Cレーションの缶を入れている写真を見かけますね。Mサイズで10 1/2～11 1/2（28.5㎝以上）のサイズ表記ですが、伸縮するので26.5㎝くらいから使えます。

　

こちらはベトナム戦後のもので、80年代から比較的最近まで使われていたものです。ウール50％、コットン30％、ナイロン20％となっています。

2次大戦時のトランクスです。ゴムは使っておらず、側面の生地の切れ目から出ている紐を縛ってウエスト部分のサイズを調整します。

ウール50％、コットン50％の防寒下着です。軍用語ではなく、一般的にアメリカでは長袖、ステテコ型の防寒下着やつなぎ型の下着をLong Johnと呼び、これもそのように呼ばれれているようです。ズボンの方はdrawersと表示されています。1944年32サイズです。シャツの方はリブ編みに直接スタンプされているので判読できません。

シャツの方は腰まで覆うくらい丈が長いです。

パンツは腰部分に調整紐が付いていてウエストを絞る形になっています。