07.01
PXとは(ポストエクスチェンジ )米軍の売店
私のショップでは「PX品」とか、「PXで売られていたものです」というようなアイテムが多いのでPXについて紹介します。
タイトルの写真は韓国のソウルにあった米軍のPXです。日本語に翻訳すると「酒保」となり、小さなカウンターのみの売店を想像するのですが規模が大きいのが特徴です。ほぼ日本の大きな百貨店やコストコに近いものもあります。
売られているものも歯磨き粉やタバコ、足りなくなった軍の装備だけではありません。家具や冷蔵庫、宝飾品やブランド品、車も手配して購入することさえあります。
かなり量が売れるので、オリジナル商品も多く、戦争がはじまるとそれにちなんだ土産物や記念品なども販売します。
ベトナム戦時MACV(米軍事援助司令部)のあったタンソンニャットのPXの写真です。
こちらはベトナム戦時世界最大と言われたサイゴンの中華街エリア ショロンにあったPXです。
こちらも別の基地のPXですが売り物が書かれています。
現代のPXはロゴもできて、民間のスーパーチェーンのようです。
小さなものもあります。1949年の第82空挺師団第307連隊の兵士がノースキャロライナ州マッコール基地のモバイル(移動式)PXで買い物をしている写真です。
こちらでは2次大戦からベトナム戦争当時のPX品と思われるアイテムを紹介していきます。
ベトナム戦時の第1騎兵師団のキーホルダーです。ダイキャストの師団章が付いているだけのシンプルなものです。側面に凸凹がありますが鋳造時のもので、かなり粗い造りです。
当時流行ったスプリングで伸縮するタイプのブレスレットです。当時紳士用時計のバンドもこのタイプが多かったです。ブレスレットで表面に小さなジャンプウィングがつけられています。ニッケルシルバー製
2次大戦時のレザー製小物入れです。ARMYのパッチが付いています。このタイプに様々なバリエーションを見たことがあるので各地で作られ販売されていたものと思われます。
海軍のものです。CBMUのステンシルがあります。Seabee(海軍工兵隊)メンテナンスユニットです。
ベトナム戦から80年代頃の海軍のSEABEESキャプです。
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