2022
02.26
02.26
ポンチョライナー
ダックハンターのものは以前紹介しましたが、後期のリーフパターンのものも貴重になってきたので紹介します。ウッドランド迷彩で80年代も使用され最近ではマルチカム迷彩のものもあり、Woobieなどの半民間向けのメーカーも登場しています。私も学生時代20代の頃にアメリカのUSキャバルリー社の通販で売られていた中綿をシンサレートに変えた高性能タイプというのを買ってキャンプなどの毛布代わりに使っていましたが重量のわりに非常に暖かかったです。
いわゆるキルティングナイロンなのでパーカーなどにしても軽くて着心地はいいと思います。センターシームと呼ばれ真ん中を横断する縫い目があります。
ライナーの名の通りポンチョの内側に装着するため、ポンチョの鳩目穴に通すための紐がありますが、雨天以外は単体で毛布のように使われていたようです。熱帯ではこれで十分だったと思われます。
こちらは1968年製でした。独特の波型の縫いで中綿を固定していますが、この縫い糸が抜けやすいのとナイロンなので火に弱く実際使用されたものはタバコの穴が開いているものが多いです。
こちらは197⁰年製のデッドストック品です。生地に張りがあり、紙のインスペクションタグが縫い付けられています。
これはセンターを横断する縫い目のないものです。ラベルはジブラルタル社のメーカー名がありますが年号が入っていません。アメリカのフォーラムでも話題になったモデルですが、こちらは戦後70~80年代のものです。なぜか縁の部分にカモプリントされていない単色の部分があります。
戦後もほぼ同じものが支給されています。1986年製
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