2021
05.17

ベトナム戦争 ポンチョ

Vietnam

2021年(令和3年)は5月16日に梅雨入りになりました。
私はこれまでベトナムに30数回行っていますが、出来る限り雨季を避けるようにしています。ベトナムのスコールは何を着ていても下から跳ね上がる雨のしぶきで足元がずぶぬれになりますし、前が見えないわ音が全く聞こえなくなるわで外を歩くのに危険を感じます。
最近のに日本のゲリラ豪雨はこれとよく似ていて、いよいよ日本が熱帯化してくるのかな、と思ったりします。

現地の方はスコールがたまにあるぐらいで、降ったりやんだりだよ。といいますが私から見るとスコールと小雨が入れ替わるだけでほとんど雨。
ですのでなるべくほか季節がいいのですが、雨季はサイゴンで6月から10月いっぱいぐらいと非常に長いのです。

米軍も米本土の気候と大きく違うので、当時これに苦労したと思われます。

1968年支給のゴム引きポンチョです。裏側の端の部分にスタンプがあります。きれいな状態のものはなかなか入ってきません。どこかに穴がありていたりタバコの焦げ跡があるものなどが多く、保存の環境が悪いと防水生地が硬化したりコーティングがはがれたりします。よく厚手とか薄手とかいう風に分類されることがありますが、このナイロンツイルにコーティングされたものは同じ仕様で、メーカーによって差がありますが厚いか薄いかではっきり分かれていないと思っています。はっきり薄手のスペックのものがありましたら是非教えてください!

フード両側の耳の部分に上から雨が入らないようカバーされたハトメ穴があります。


こちらは1963年のものですが、裏側端にはマルチパーパスポンチョとしてつなげて使用できるなどの説明が書かれており、裏側の背中部分にスペックのスタンプがあります。薄くなっていますが63年5月と読めます。

1966年のデッドストックです。紐の取り付け部やシームの部分など、補強のコーティング部分の色がはっきり違って見えます。

こちらはOG207のベトナム戦時の未使用品です。年代表示が無く、前裏側の紐を通す部分がありません。通常のものより艶があってゴム引きのコーティングが厚いものです。厚手と呼ばれるタイプでしょうか?

 

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