2022
07.27

パイロット用ペンライト(TYPE A6-B)

Vietnam, WW2 US

WW2末期に米陸軍航空隊で開発された、航空機搭乗員が機内で地図を見るためのライトです。そのが様々なデザイン変更が行われベトナム戦争時まで使用されました。単3電池を2本入れて、ペンのようにポケットクリップがついています。年度刻印がないものがほとんどなので、はっきりした使用年代がわかりません。非常にシンプルな構造でスプリングは電球の後ろにあるもののみ、本体後部の突起を押すと電池が前に前進し、電池のプラス極が電球にお尻にあたり点灯します。電気は本体のアルミボディーを通ってマイナス極に流れます。うまく使うコツは先端のネジを締めすぎず緩くしておくことです。どのみち防水構造でありません。

 

アルミボディでお尻のピンを押している間だけ光ります。発行部のピンを前に押すと赤いフィルターがスライドして赤色光になります。FLASHLIGHT, MS 21998-2, PENLIGHT STYLE, PILOTS P/N 1730-8 JUSTRITE U.S.

グリーンのプラスティック製ボディのタイプです。刻印はFLASHLIGHT MS 21998-1 PENLIGHT STYLE, PILOTS P/N 1730-7 JUSTRIGHT U.S. となっています。

金属製でヘッド部分が筒型のタイプです。先端に発光部の小さな穴が開いています。先端部を回転させると白から赤の光に変わります。

FLASHLIGHT PENLIGHT STYLE, PILOTS MS 21998-1  (ASG)-2 A-6B YATES MFG.CO. GHICAG 10 ILL  U.S. となっています。

書いていて思い出したのですが、私も小さいころに三菱製の下のようなペンライトを持っていました。当時は懐中電灯というと単1電池2本仕様の重いものばかりで、ポケットに入るライトというものが画期的でした。コンサートでも使われていましたね。今はLEDライトやサイリュームなど便利なものに代わりました。

 

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