02.05
M1956/M1961 ベトナム戦フィールドパック(ブットパック)
ベトナム当時の兵士のお尻の部分に装着するバッグです。お尻につけるためブットパックとも呼ばれます。M1956装備と呼ばれる体系の中でベルトとサスペンダーを使って装着します。昔、後ろ側にハトメ穴が2つあるのでここにストラップをつけてショルダーバッグとして使おうとしましたがうまくいきませんでした。
初期の箱型(左)のM1956と改良され大型化されたM1961(右)があります。
M1961型です。横に長い楕円のようなシルエットです。ネームタグを入れる透明ポケットが付いています。
フラップとその内側にある防水フラップです。こちらはイーグルマークのスタンプが入っていました。1962年のものでM1956と表示されています。
こちらは1963年製です。上のものと同じ形状ですが、FIELD PACK, COMBAT M-1961の表示です。
DSA-1の1965年のものです。FIELD PACK,CANVAS COMBAT M-1961の表示です。下部ストラップがカットされています。
DSA-100の後に4桁数字の1966年のものです。FIELD PACK,CANVAS COMBAT M-1961の表示です。
同じくDSA-100 の後に4桁のものです。FIELD PACK,CANVAS COMBATのみ表示
1967年のデッドストックです。FIELD PACK,CANVAS のみの表記です。紙パッケージから出した状態です。
1969年のデッドストックです。
1970年のものです。このタイプはネーム入れのポケットがフラップから背中に移動しています。
一回り小さいM1956フィールドパックです。正方形に近いシルエットで容量は少ないです。防水フラップはありません。1961年のものです。
デッドストックのものです。1960年のスタンプが見えます。
パック支給時に中に入っている装備品の説明書です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。