2022
03.12
03.12
ジャックナイフ/USCG コーストガードナイフ
ジャックナイフという呼び名はバイクのテクニックだったり、大型トレーラーの事故の時だったりいろんなときに良く耳にしますが、実際のジャックナイフとはどんなナイフなのでしょうか?子供のころ父から「ジャックナイフだ」と言われてもらったナイフは折りたたみで非常に大型で、メインの刃の他、缶切りつきのノコ刃と穴開け用のキリと、ワインオープナーが付いた鹿のグリップのものでした。
ボタンで刃が開くスイッチブレードをこう呼ぶ時もあります。入荷したナイフのパッケージにJACK KNIFEと堂々と書かれていたので紹介します。
こちらはカミラスのUSCG(コーストガイド=沿岸警備隊)に納入された、コーストガードナイフと呼ばれるものです。ブレードはシープフットというデザインで切っ先がとがっておらず、先に行くほど幅広です。こちらは缶切りが付いたモデルです。メインブレードはロープを切ることを目的としているので、あまり頑丈でない薄い刃で、良く切れます。1960年代以降のものでハンドルは樹脂にすべり止めの溝が入っっています。
こちらは2次大戦時のカットマスターのものです。アプルーブドUSCG1944の刻印があります。つるっとした木製ハンドルです。
こちらはカミラスの2次大戦時のものですが、ブレードを改造しシープフットではなく通常のドロップポイントにしてあります。ハンドルは木製ですべり止めが刻まれています。こちらもアプルーブドUSCG1944の刻印があります。
こちらがオリジナルブレードです。
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