2022
04.29
04.29
フライヤーズキットバッグ
2次大戦中から現在まで使用されているバッグで、大戦中はカーキのコットン生地でA-3キットバッグと呼ばれ、その後60年代にはこのような空軍色(セージグリーン)のコットンで KIT BAG FLYERSという名称になりました。その後はストラップがナイロンになったり、本体もナイロンになったりという流れですが、また入荷したらアップしていきます。
写真で見るとスマートですが、実際は60cmx40cmx30cmと厚みのあるバッグで、かなり容量が大きいです。ショルダーストラップはなくハンドルのみです。こちらは1968年のものです。
昔、これのナイロンタイプにウェーダー(釣り用長靴)など大量の装備を詰めて電車を乗り継いて長野の渓流に遠征しましたが感想は「ショルダーストラップが欲しい」でした(笑)。ただあまり中身を詰め込まずにハンドルをもって肩に担ぐ感じで使うとかっこいいです。
こちらは1967年のもので、実際にエアクルー(ルテナンジュニアグレードですので海軍)のネームテープが付いています。
海軍のナイロン製のタイプです。55x40x25cmほどのサイズです。US NAVY PARACHUTE TRAVELING BAGと書かれています。上部に所属した飛行隊が書かれています。VT-5,VF-174,VA-44,VF-132,VF-62となっており、F-8クルセーダーやA-7コルセアのパイロットと思われます。最後に書かれた飛行隊は69年に解散しています。
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