2021
10.21
10.21
ベトナム戦 L字型フラッシュライト
このL字型の懐中電灯は2次大戦から登場したもので、正式名称はMX-991/Uです。古い順にブライトスター、フルトン、GTプライスなどのメーカーがあり、GTプライスは戦後も納入していました。このライトの弱点は金属のスイッチ部分で、飛び出しているため落とした際などに曲がると直しにくく1980年代のものはスイッチ部分を守るため突起(スイッチーガード)がつけられました。色の濃いものがブライトスター、真ん中がフルトン、その隣がGTプライスです。
単1電池2本を使用します。電池収納キャップのバネの裏に予備電球が入ります。その下にもねじ込み式のキャップがありフィルター(赤、白、拡散,ときどき青も入っています)が収納できます。左の金属製の予備球ホルダーはフルトンなど初期のもので、右のプラスティックのホルダーはGTプライス社製です。
ブライトスター社のものがまた入ったので紹介します。濃いOD色で予備球のカバーは銅製です。
現在のLEDに比べると暗く、電池の消耗も早いですがちらつきのあるオレンジの暖かい光が魅力です。
車輛や機械などの検査などに使うフレキシブルヘッドです。専用のMX6736/Uと呼ばれるストレートのボディー付きのものがありますが、このヘッドをL字型ライトに装着することもあります。
支給時の箱入りのものです。GTプライス社で1975年です。
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