06.23
ジャングルファティーグ1stパターン(ファーストパターン)
初期ファティーグジャケットの未使用のものです。いちばんの特徴はポケットのボタンが全て露出していることです。またボタンは後期のものと異なり艶のあるプラスティックです。実際ベトナムで使用されたものも入ってきますので、そちらも紹介します。
前合わせはガスフラップと呼ばれ二重にクロスする形です。肩のエポレット、ウエストの調整タブ含め、この辺はセカンドパターンにも引き継がれています。
タグもシンプルです。
63年製 M-Sサイズです。この時代は長さのほうが先で、SHORT-MEDIUM表記となります。
こちらは実際に第82空挺師団の軍曹が着用していたものです。1964年のミディアムロング(表示はLONG MEDIUMとなっています)サイズのもので、黒字に黄色刺繍の初期のARMYテープ、プリントタイプのネームテープがついています。
珍しく大きなサイズの特殊部隊軍曹のジャケットです。カットエッジの特殊部隊カラーパッチ、カットエッジスタッフサージャントシェブロン、ナイロンARMYテープにODコットンにスタンプのネームテープです。右襟に糊の跡がありパッチが付いていた跡があります。胸に虎が下を向いたデザインの、シルクBEVO織りファーストパターンLLDB(南ベトナム特殊部隊)パッチが糊のようなものでつけられています。当時アイロンの熱で貼りつける方法は流通していなかったので、接着剤のようなものでつけたと思われます。初期のタグの特徴ですぐにかすれてしまい、全く判読できません。
第18ミリタリーポリスブリゲードのサブデュードパッチ付きのジャケットです。フルパッチですべてのパッチが手刺繍のものです。右袖にパッチの跡が無く、左袖に小さな盾型のパッチを外した跡があり、テープも階級章も以前のパッチ跡があります。おそらく手刺繍のパッチをつける際にすべてのパッチを取り換えたものと思われます。階級章の周りの糸が抜けてビンテージの重厚な雰囲気が出ています。1963年のレギュラースモールのジャケットです。
第27歩兵の特技兵のジャケットです。第1歩兵師団のパッチはメロウドエッジ階級章はカットエッジです。コットンのARMY/ネームテープ、CIB章、第28歩兵連隊 通称ブラックライオンのツイル製ポケットパッチが付いています。ポケットが使用できるように一度ポケットの縫い目をほどいて刺繍されています。
1963年ロングスモールサイズ
パンツもボタンが露出しています。1963年のものです。フロントはボタン留めで、ガスフラップもついています。腿のポケットにストラップが内蔵されており、ポケット後部の切れ目からストラップを出して腿部分に巻くとポケット内の収納物を固定することができます。ウエストの調整タブもボタン式です。
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