2021
10.29
10.29
ブラックレザーブーツ(マクナマラブーツ/DMSブーツ他)
Boot Combat Man’s Black Leatherが正式名称ですがブラックブーツや当時装備の改革を推進した国務長官の名前をとってマクナマラブーツなどと呼ばれています。こちらは初期型と呼ばれるソールのもので硬質ラバーのソールを底に縫い付けた形です。ソール前方のセンター部分にダイヤパターンのすべり止めがはいっておりメーカーはBiltriteやVulcanなどのラバーメーカーが有名です。
使用され始めたのが何年かは不明ですが、1956年に革装備を黒にすることが決まり、その後の1960年前後から支給されましたが当時ベトナム戦争で熱帯に適したジャングルブーツが支給され始め、1960年代中ごろから前線部隊ではこのブーツは使用されなくなってきたようです。寒冷地やアメリカ本土ではレザーブーツが使用し続けられ1966年ごろからソールが縫い付けでなく一体成型のDIRECT MOLDED SOLE (DMS) Bootsと呼ばれる後期型に変わりました。
DMSタイプのブーツです。1971年のものです。W型の溝でゴムスポンジを固くしたような素材です。
こちらはキャップド トゥと呼ばれるつま先に保護のレザーが付いた空挺型ブーツです。支給品ではなく、初めからクイックリリースのTALONジッパーが付いたカスタムメイドです。レザーの靴紐です。
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