04.20
スクリーミングイーグル 101空挺師団
第101師団は第2次大戦に空挺師団として活躍しバンドオブブラザースで有名です。その後のベトナム戦争でも空挺降下こそしませんでしたが大きな戦果をあげています。ベトナム戦時歩兵師団や旅団のパッチはカラーのものと実戦用のサブデュード(色を落としてOD色メインにしたもの)があり、実戦ではサブデュードの使用例が多いのですが、なぜか101師団は前線でもこのカラーパッチが使用されていました。
人気があり、バリエーションが多いので記録のため各タイプを紹介していきます。
これらはAIRBORNEタブと本体が一体のタイプです。片方は黒の生地、もう片方はカーキ生地に刺繍されていてエッジ部分の色が異なります。
この3つはタブが別のタイプです。大きさにもバリエーションがあります。
2次大戦時の101師団のパッチはさらに希少で、バリエーションも多くアメリカではこれの分類に挑んでいる方もいます。
こちらは現在のデザインになる前(WW1からWW2以前)の101歩兵師団のパッチです。
番外ですが、1972年にベトナムからフォートキャンベル基地に完全撤退した際の絵葉書です。
元グリーンベレーの方が持っていた、1958年に101空挺師団所属だった時のフォートキャンベルスポーツパラシュートクラブの会員カードです。
メロウドエッジのサブデュードのものです。1960年代末には支給されていたものですが、ベトナム戦での使用例は少ないです。
1969年のリップストップジャングルファティーグに縫い付けられていたパッチです。メロウドエッジの本体にAIRBORNEタブはカットエッジのローカルメイドのものです。字がいびつですよね。60年代後半にはこのようにメロウドエッジタイプも多く使用されました。サブデュード(グリーンと黒)のパッチも存在しますがベトナムではほとんど使われなかったようです。
エアボーンとレンジャータブが一緒になった珍しいものです。
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