2021
03.03

トレンチミラー

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左のものは第1次大戦で塹壕から頭を出さずに敵を確認するための専用ミラーです。ペリスコープ(潜望鏡)とともに当時の塹壕戦の独特の装備で海外の博物館などでよく展示されています。銃剣を背面のクリップに差し込んで使用します。2次大戦以降は塹壕戦が少なくなったため専用のミラーはなく、右のような支給品のステンレスミラーが代用として使われました。

プライベートライアンでも銃剣にチューインガムでミラーを付けて、敵を覗いていましたね。

ここに銃剣の刃(ナイフ形も、スパイク型も)が挟めるようになっています。通常はミラー部分に蓋が付いていますが、こちらは蓋がありません。

蓋付きのものです。蓋の裏側に兵士の名前のサービスナンバーが書かれていました。背面に大きくSOSのブランド名とSAVE OUR SOLDIER REG NO .609483の刻印があります。

こちらのように、ステンレスミラーをトレンチミラーとして売っていたメーカーもあるようです。

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