2021
11.26
11.26
M1945フィールドパックと朝鮮戦争装備
M1944フィールドパックを以前紹介しましたが、朝鮮戦争当時の装備一式の中にその後継のM1945フィールドパックとカーゴパックが入っていました。
大戦中のM1944には裏側の下部にカーゴパックと連結するために中央に縦ストラップ用バックルがありましたが、M1945ではそれが省略されています。代わりに左右にバックルが2つ追加されています。
こちらがM1944の背面で、右のカーゴパックの中央の縦ストラップと連結する構造です。
こちらがM1945です。
今回入荷したものはラベルはM1945で生産年も1945年ですが過渡期のもので、中央の縦ストラップ用バックルがカットされた跡があります。防水フラップ内側に大きな説明ラベルがプリントされ縫い付けられています。PACK FIELD COMBAT 1945が正式名称です。
M1945スペンダーに装着された状態です。M1945サスペンダーの背面にあるテープとスリットはこのようにパックのストラップと連結させるためのものです。
こちらは年代がもう少し後のもので、パック背面下部の縦ストラップがありません。防水フラップも省略され、内側の説明ラベルもありません。
カーゴパックは1951年のものです。
コメント
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はじめてコメントさせて頂きます。
私の持っているM1945フィールドパックについてのご質問なのですが、生産年が1944年のもので、やはり過渡期のものなのか、中央の縦ストラップ用バックルやサスペンダーを連結するDリングが着くストラップ等、いくつかのストラップがカットされた跡があります。(上記にある写真のように)
これは当時の兵士がカットしてるのか?
それと、代わりに左右にバックルが2つ追加されているので、製造したメーカーがカットしているのか?
わかりますか?