2020
10.19
				
						
			10.19
 
		現代のKA-BARナイフ
第2次大戦で米海兵隊員に愛用されたKa-barブランドで知られたUnion Cutlery社は、戦後に社名をKa-bar Cutleryに変更し民生品を販売し続けていました。現在はCutcoと呼ばれる刃物産業グループの一部になっています。
現在はKa-barブランドで軍に採用されいるものはほとんどありませんが、あの形状には根強いファンがいて2000年代のアフガンでも民生品のナイフを個人購入して使用しているケースがあります。

2000年代初頭のアフガンでの海兵隊員
今回入ってきたナイフはKa-bar D2エクストリームと呼ばれる90年代頃から販売されているナイフで、その名の通りD2鋼というツールスチールで作られています。クロームの含有率が低いのでステンレスの分類には入らず、手入れしないと深い錆が入る鋼材ですが、極めて硬度が高く切れ味が持続するマニアックな素材です。
ハンドルは弾力のあるクラトン素材で、滑りにくく非常に持ちやすいです。

さらに、シースはカイデックスのホルスターで有名なBlade -techの旧ロゴのもので、グリーンと砂漠用のカーキにペイントされたものが付いています。このシースはブラックしか販売されていないので、兵士が自分でペイントして使い分けていたようです。


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