2022
01.28

CENTAG(在ヨーロッパ米軍)

others

日本ではあまりなじみがないです名前ですが、1950年代から西ドイツ南部の防衛に当たる為に構成された西ドイツと米軍による軍事組織でセントラルアーミーグループの略です。当時はワルシャワ機構軍の陸上部隊が一気にドイツになだれ込みヨーロッパを占領するというシナリオが現実味を帯びていたため、かなりの数の米軍がドイツに駐留していました。

これはアメリカの徽章コレクターが昔収集していもので、高さ4cmと通常のDUIより大型のバッジで主にポケットハンガーなどに使われたものです。兵科によって色が分かれています。

コレクションの中で一番大きな中央上の最高司令部のバッジのみフランスDRAGO社の刻印があります。他は刻印がないですがヨーロッパで製作されたものと思われます。

前身のヨーロッパ戦域軍USFET(US Forces, European Theater)のハンドブックです。フランクフルト・アム・マイン(フランクフルトの正式名称だそうです)に本部がありました。フランクフルト市内の在ヨーロッパ兵軍施設の地図も挟まれていました。

 

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。