2021
04.22
04.22
ウエスタン ボウイナイフ
ボウイナイフは西部開拓時代からアメリカで使われている峰の先端が大きくえぐれた大型ナイフのことで、アラモの戦いで有名なジェームス・ボウイからその名がついています。実際に当時ボウイ大佐が使ったものとは形が異なるようですがアメリカの刃物メーカーのウエスタン社が典型的なボウイナイフ、ということで1960年代から販売し最近まで生産されていました。
1968年のカタログです。
軍の支給品ではありませんでしたが、通販やPX(軍売店)でベトナムへ向かう兵士に購入され戦場で使用されました。
W49というモデル名ですが年代によって仕様が少しずつ異なります。
こちらのタイプは後期のタイプで1970年代初頭のものです。ハンドルの木材が合板になっておりハンドルピンが太いのが特徴です。
こちらも同じタイプですがブレードには刻印がなく、ガード部分にWESTERN USAとW49の刻印があります。
これはそれより初期のモデルでハンドルがローズウッド系の一枚板、なめらかな形状です。ガード刻印は片側にBOWIE、反対側にWESTERN/BOULDER COLO.USAの刻印です。1967~98年のものです。
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