2022
10.01
10.01
リザーブパラシュート/チェストパラシュート (予備落下傘)
米軍の落下傘兵は空挺降下の際、背中にメインパラシュート、胸にそれが開かなかった時のための予備パラシュートを取り付けています。この予備パラシュートだけでも大変な重量でかさばるのですが、万一メインのパラシュートが開かない場合の最後の命綱なので必ず装着しています。
こちらは60年代の軍用予備パラシュートでセージグリーンの外装、側面にUSAFのスタンプがあります。パラシュートの収納は命に係わる為資格を持ったリガーと呼ばれる兵士が行い、記録をログに残し、金具に鉛のシールをします。
こちらは73年にリパック(畳みなおし)をした記録です。
このほかに実際開いて使われると、毎回その記録も記録するのですが、このパラシュートには使用記録はついていませんでした。
綺麗に畳んだ後にゴムとベルトで締めあげるので、いったん開くと自分で収納するのは困難です。以前メインパラシュートが一部はみ出していたので収納しなおそうとして悪戦苦闘して汗だくになりあきらめたのを思い出しました。
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