2021
04.06
04.06
ジャングルブーツ パナマソール(ベトナム戦中)
ブーツの記事が続きますが、こちらはべドナム戦後期のモデルです。
パナマソールと呼ばれますが、泥がつまりにくいように外側に行くほど大きな溝になっています。ジャングルブーツはこのデザインが最終で80年代まで生産されています。
こちらは前期タイプのビブラムソールで実際石がつまっています。
この部分にサイズと生産年月がプリントされていますが、コットンなので洗ううちに消えてしまいます。スパイクプロテクティブと書かれていますがこれは仕掛け罠や釘による貫通を防ぐため薄いプレートを靴底に入れたものです。
昔はきれいなものがたくさんあったのですが今は貴重品になってきました。
当時のメッシュの中敷きです。これとは異なり薄いスチール板を貼り付けたタイプもあり、これはブービートラップ(罠)のスパイクなどから足を守るためのものです。
戦争後半から使われたクイックリリースジッパーです。ハトメの穴をブーツの穴と併せて紐で固定すると、ジッパーのみで着脱できます。ジッパーはTALON社製。
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