2021
02.08
02.08
M79グレネードベスト セカンドモデル
M79はベトナム戦時で活躍した個人用のグレネードランチャーですが、ジャングル戦では非常に有効で戦場でも人気がありました。地獄の黙示録でもしましま塗装のものが出てきましたね。弾の直径は40㎜ですが重量は重く、バンダリア(布製の弾帯ベルト)では携行数が限られ動きが不自由になるという欠点がありました。ファーストモデルと呼ばれるベルクロテープと蚊帳のメッシュ生地で作られた少量生産のものがありますが、そちらは別記事で紹介します。
セカンドタイプは24発を別々のポケットに収納できます。1960年代のものはプラスティックスナップ(ボタン)であるのと、上部の4つのポケットも他のポケットと同じ長さである点が特徴です。
1970年代以降の物は上部ポケットが発煙/照明弾用に長くなっています。
未使用のものはこれまでに10着ほど扱っていますが、全てラージサイズでした。また、ベトナムで時々見つかるものは、全て小さいサイズでした。
珍しくラージサイズより一回り小さいベストが見つかりました。
↓この部分のスタンプが消えてが見えないのでミディアムサイズなのか、スモールサイズなのかわかりません。
肩の一番高い部分から裾まで46cm、首の付け根の一番低い部分から裾まで43㎝、肩幅44cmでした。
幅についてはこのように可変式なのではっきりと測れません。
こちらは73年のものです。スナップボタンが金属で上部の4つのポケットが照明、発炎弾用のロングタイプになっています。
さらに90年代になると、ベストというよりキャリア的になっています。肩に分厚いパッドが調節部分が多くなっていて1サイズ対応です。
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