04.05
WW1衣類(ジャケット、パンツ、レギンス等)
引っ越しのさなかにWW1(1次大戦)物が続けて入ってきたので、順次紹介していきます。すみません、端に引越センターの段ボールが見えていますね。
乗馬ズボンのようですが、歩兵用のものです。この当時は腿の部分がゆったりして足首部分を絞ったデザインのパンツです。その上からゲートルやレギンスを着用しますが、脱ぎ着に大変時間がかかったろうと思います。ウール素材のタイプです。
兵/下士官用は紐で縛るタイプで、将校のものは多数のボタンで留めます。
ボタンはUS ARMYの文字が入った金属製です。
こちらが将校用のズボンで、足首の紐がボタン留めになっています。紐は扱いにくいものですがこれだけの数のボタンを開閉するのも大変ですね。当時は足首周りをフィットさせるのに労力を使ったようです。乗馬を意識したのでしょうか足の内側に補強布があてられています。この補強は歩兵用にもあります。
カーキコットンの乗馬パンツです。金属のUS ARMYボタンです。フィラデルフィアQMデポのタグが付いています。青いタグは検品タグで未支給の状態なのでたくさんついています。
ゲートルです。ヘリンボーンのような織りの厚いウール生地で作られています。このロールの状態で直径8.5cm、片側重さ120gあります。
コットン製のイーグルボタン4ポケットジャケットです。古いユニフォームはチュニックとも呼ばれます。USのカラーディスクが付いています。ニューヨークのBrooks Uniform Co.製です。Brooks Brothersとは関係ないようです。
ウール製の上下です。歩兵伍長の上下です。右袖の肩近くのものが階級章で、左袖の先端近くにあるのがワウンドシェブロンと呼ばれる戦闘で負傷したことを示す徽章です。タグはサイズしか読めません。
当時のレギンスです。下のストラップは革製です。
こちらは1918年製で下のストラップはコットン製です。
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